学科名称変更について

学科名称変更のお知らせ

この度、2009年度入学生より学科名称を?「機械機能工学科」?と変更致しました。

本学科は1962年12月工学部機械工学科内に別コースとして発足し、1963年4月に機械工学科(第二科)と名称を定め、その後、1966年4月に機械工学第二学科として設置許可を受け、現在に至っております。本学科では、創設当初より、広い視野で科学技術の現状を捉え、人間環境や感性までを含めた機械工学と人間性の調和に基づく新たな技術の姿を探索し、広い視野を備えた機械技術者を育成することを教育理念として参りました。

社会情勢の移り変わりの中で科学技術の現状も創設当時とは大きく変貌してきました。創設当時は、本学以外においても国立、私立を問わずいくつかの大学において、本学科と同名称の学科が存在しておりましたが、本名称は、学科のカリキュラムや教育内容を表すものではないため、学科の研究・教育内容の対外的な把握を困難にしておりました。最近では本学以外の大学ではすべての大学において学科名称変更が行われております。このような時代の流れにおいて、十数年前から学科名称変更の慎重な議論を行って参りました。

本学科では、前述した教育理念の下、機械工学における「ものつくり」に軸足を置き、機械工学を構成する基盤技術に立脚して、ものを創生するプロセスの修得を教育目標として来ました。これらのことは機械の本来持っている機能やさらなる機能が付与された事に注目した「機械工学」を目指しているということであり、「機能」というキーワードが「機械工学」以外にも重要であるということから、この度、2009年度入学生より学科名称を 機械機能工学科と変更致しました。

機械機能工学科におきましても機械工学第二学科の教育理念を踏襲しつつ、さらに、新しい時代の機械工学にも対応してゆく所存でございます。 皆様におかれましては、今後とも、新たな学科の教育・研究活動に何卒ご理解、ご協力を賜りますようよろしくお願い申し上げます。 なお、機械工学第二学科の名称は、現1年生(2008年度入学生)が卒業するまでは存続いたしますことを附記させていただきます。

機械機能工学科主任 高崎 明人