材料強度学研究室

担当教員:橋村 真治 教授

人工衛星や宇宙船のような最先端の機械であっても,形あるものは必ず材料でできています.その材料は,機械の用途に応じて鉄であったり,アルミニウムであったり様々です.しかし材料が機械に用いられる場合,その材料は壊れない強度を有し,壊れない形で用いられることが前提となります.一方,壊れないと思っていても,予期しない現象が起こって壊れてしまうのが事故です.本研究室では,様々な力が作用した時に,材料の強さはどうなるか?その材料でできた機械要素はどうなるのか?を考えながら,より良い機械を創造していきます.

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非鉄金属製ボルトの締結強度特性に関する研究
非鉄金属製ボルトの疲労強度特性やクリープ特性に関する研究
高精度歯車の研削加工に関する研究
LoveLab現在でも,ジェットコースターの車輪固定ねじの破壊事故など,ねじやボルトの事故は後を絶ちません.私たちの研究室では,このようなねじ締結体やボルト締結体の事故をなくし,信頼性の高い締結技術を確立するために,日夜研究を行っています.最近は,次世代の輸送機器で期待されるマグネシウム合金製ボルトやアルミニウム合金製ボルトなど,非鉄金属製ボルトの強度に関する研究も行い,大変面白い研究結果が出ています.どんなに良い機械を作っても,それを組立てるねじやボルトの信頼性が低くては,機械全体の信頼性は低下します.安全で安心な省エネルギー社会実現のために,一緒に研究しませんか?

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