カリキュラム

機械工学・技術は、工学・技術全般の中において中心的役割を担っており、その内容は極めて広範囲に渡ります。従って、それらすべてを4年間で修得することは容易なことではありません。そこで、機械機能工学科のカリキュラムでは基礎的事柄の学習に重点をおき、必要に応じて応用への展開が可能であるように配慮してあります。(各年次の授業科目はこちらをご覧ください) なお、当学科の主たる専門科目は機械工学の根幹をなす「物質」、「エネルギー」、「情報」、「環境」を基盤として基本的には次の8つの系からなっています。

学びのフィールド
学びのフィールド

以上の科目の他に総合的な応用・体験教育科目として、機械設計と同様、1年次から「実験」が課せられています。 ここでは実際に「モノ」や各種の事象に接し,体験すると同時に、その結果の解析方法を学ぶことに重点を置いています。そして3年後期には「創成ゼミナール」において、全員が卒業研究の模擬を体験します。4年次には3年次までに学んだ教育の集大成として、各研究室に分かれ4年次1年間をかけて「卒業研究」にあたり、創造性とエンジニアリングセンスを育みます。ここでは、「卒業研究」および「卒業研究関連科目」を通して、少人数による対話型双方向教育を行い、教育効果の実を上げています。このため、3年次までに「卒業研究」の単位を除いた卒業に必要な単位のほとんどを取得することが義務付けられています。学科創設以来、「卒業研究」に大きなウェイトを置いてきたことが、当学科の大きな特徴といえます。

1年、2年、3年次の機械設計および実験関連科目を取得し、かつ卒業条件に対し、未取得科目数(卒業研究を除く)が2科目以内とします。

履修ガイドライン
当学科で開講している全ての専門科目の系列分類科目と、卒業研究で行う研究分野の例をご覧いただけます。 詳しくはこちら

ただし、この系列分けは、明確にこのように分けられるというものでもなく、全ての科目は互いに関連して当学科のカリキュラムを構成しています。

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