5. 対応科目

学習・教育目標達成のための対応科目

前述の“応用コースの学習・教育到達目標”で示した (A)から(H)に対応する学習・教育到達目標を達成するための対応科目を以下に示します.なお,「専門科目」は機械機能工学科が展開している科目です.

(A)
学科の教育理念に基づき,設計・実験および卒業研究を中核として,人間環境および感性をも含めた総合的な視点で問題を捉えて機械を創成できる基礎的な知識と応用能力.

  • 「専門科目」の応用機械機能工学実験機械創成設計演習創成ゼミナール卒業研究を全て取得してください.
  • 「人文社会系教養科目」の比較文化論アジア文化論(推奨科目)の1科目以上を取得してください.
(B)
技術・工学が地球環境に与える負荷を十分認識できる基礎的知識と応用能力.

  • 「専門科目」のエネルギー/環境概論を取得してください.
(C)
技術・工学が地球環境と生態系との共生・共存を無視して独走することがないように,「技術・工学が社会に果たす意味」を強く自覚できるための基礎知識と総合能力.

  • 「人文社会系教養科目」の技術者の倫理を取得し,倫理学生命倫理科学技術倫理学の3科目のうち1科目以上を取得してください.
  • 上記の科目の他に,さらに,「人文社会系教養科目」から2科目(4単位)以上を取得してください.
(D)
技術・工学の根幹をなす「物質」,「エネルギー」および「情報」を基盤とした機械工学の基礎的な知識と応用能力.

  • 「専門科目」の機械の力学1機械の力学2材料力学1熱力学1流れの力学1機械機能解析学を全て取得してください.また,選択必修科目から8科目(16単位)以上,選択科目から7科目(14単位)以上を取得してください.
(E)
機械工学における基盤分野の理解に必要な基礎的な数学の知識と応用能力.実験・分析の遂行に必要な確率・統計,情報処理の基礎的な知識や自然現象を数学的にモデル化し,シミュレーションする基礎的な知識と応用能力.

  • 「数理専門基礎科目」の微分積分および演習1線形代数1確率と統計1物理学実験基礎力学基礎力学演習を全て取得してください.
  • 上記の科目の他に,さらに「数理専門基礎科目」から10単位以上を取得してください.
  • 「言語・情報系科目」の情報リテラシを取得してください.
  • 「専門科目」の機械のC言語数値解析数値解析演習応用解析学から1科目以上を取得してください.
(F)
科学的および工学的に思考し,与えられた制約の下で計画的に技術・科学論文を作成して表現できる能力.また,総合的な観点から自主的,継続的に学習が持続できる能力.

  • 「人文社会系教養科目」のレポートライティングを取得してください.
  • 「専門科目」の機械設計1機械設計2機械機能工学入門機械機能工学実験応用機械機能工学実験卒業研究を全て取得してください.
(G)
技術的な討議や情報交換等のコミュニケーションが行える知識.

  • 「専門科目」の創成ゼミナールを取得してください.
  • 「言語・情報系科目」の「英語科目」の内から英語上達科目Ⅰまたは英語上達科目Ⅱより4科目(8単位)以上を取得してください.
  • 英語上達科目Ⅰの工学英語ⅠA工学英語ⅠBの内から1科目以上を取得してください.
(H)
応用・体験教育科目において,自分と他者の役割を理解し,チーム目標の達成のために行動する.

  • 「専門科目」の機械創成設計演習を取得してください.

【参考】学習・教育到達目標達成のための対応科目確認表




必修科目 12科目+卒研・・・13科目(28単位)
選択必修 8科目(16単位)以上 11科目(23単位)
以上
「機械のC言語」「応用解析学」「数値解析」「数値解析演習」
から1科目(2単位)以上
「エネルギー/環境概論」
を取得(2単位)
「機械機能解析学」
を取得(3単位)
選択科目 7科目(14単位)以上





共通数理科目 数学科目 「微分積分および演習1」
「線形代数1」
「確率と統計1」

を取得
物理学科目 「物理学実験」「基礎力学」
「基礎力学演習」
を取得
その他5 科目(10単位)以上
言語・情 報系
科目
英語科目 英語上達科目Ⅰ
または
英語上達科目Ⅱより
4科目(8単位)
以上
「工学英語ⅠA」「工学英語ⅠB」
から1科目(2単位)以上
1科目(2単位)
以上
情報科目 「情報リテラシ」を含め
1科目(1単位)以上
1科目(1単位)
以上
人文社会系
教養科目
および
共通工学系
教養科目
「技術者の倫理」「レポートライティング」を取得
「比較文化論」「アジア文化論」から1科目以上
「倫理学」「生命倫理」「科学技術倫理学」から1科目以上
その他2科目(4単位)以上
6科目(12単位)
以上

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