一、研究は主体的に取り組むこと。やらされるのではない。君がやるのである。
アドバイスは先生や先輩に自分から求めること。指示待ち人間になるな。
二、研究と勉強は大きく異なる。勉強は受身の聴講でも済むが、研究は課題
を自ら設定して実験し、問題を発見し、考察し解決することの反復である。
三、わからないことをあいまいにしないこと。わかったつもりは厳禁である。どこま
でわかって、どこからわからないかを頭の中で常にクリアにすること。
四、研究は見掛けではなく、実質的に進めること。パワポ資料作りに凝りすぎる
ことは間違い。意味の有るデータを実際に取っていくことを優先すること。
五、ゼミやミーティングなどの約束時間を守ること。遅れる時は友人や先輩に
必ず連絡を入れること。みんなは君のことを待っているのだ。
六、入室時および帰宅時に必ず挨拶をすること。先生や先輩、友人とのコミュ
ニケーションの基本である。社会に出てからもとても大切である。
七、英語を使うこと(話す書く)に積極的になること。研究室内外の海外からの
留学生に積極的に話しかけよう。苦手意識は無用、英語は慣れである。
八、心身の健康に努めること。良く学び、良く遊ぶ(運動など)が好ましい。何事
もだらだらと行なったり、思いつめたりしないこと。必要な時は先生や先輩に相談しよう。
九、自分の机や実験装置まわりの整理整頓に努めること。自分のものは自分できちんと処分すること。
仕事に効率に関わるからである。
以上
研究室は、研究棟の3階(03D25)にあります。実験室と学生居室が隣接しているので移動が大変楽です。
実験室は研究テーマごとにスペースが設けられています。
PCは研究テーマごとに1台ずつあり、実験データ作成や
論文作成、またこのコロナ禍でのオンラインミーティングにも
使用している学生もいます。熱流体解析ソフトが使用できるPCも
あります。
研究室の雰囲気は心得にもあるように日々、学生間で気持ちの良い
挨拶が交わされており会話の絶えない研究室となっています。
基本ゼミは週に1回行われ、学期初めに全員の都合が良い曜日、時間帯
で開かれます。ゼミの内容は研究テーマごと実験の進捗報告や実験について先生に相談したい
内容等が話されます。また、時間の都合が悪い場合にはゼミの順番の変更や
曜日の変更もフレキシブルに行ってくれます
(事前の申告は必須!)。
また2022年度後期からは人数を制限して対面にてのゼミを計画しています。
毎年、小野研の学部4年生はNumerical Thermo-Fluid Engineering という
熱流体解析ソフト(CFD)を用いた講義を受講します。学生の間にこのようなソフト
を経験できることは貴重です。ソフトの解析メカニズムから操作方法まで学べるので社会に
出た時に大変役に立ちます。また、ここで解析した内容をそのまま卒業論文の
内容に組み込むこともできるので卒業論文の話題には困りません。
また研究室は全てのテーマの研究が集合しているため、自分の研究が息詰まった時に
他テーマの技術が解決につながることもあります。また、研究室内は日々
会話が絶えなく、他のテーマの学生や先輩と会話する機会が多いためそこからも新しいアイデア生まれたりします。
現在、コロナ禍ということもありイベントは開催されていませんが以前は以下の
行事が行われていました。
ゼミ合宿、スキー旅行、追いコン、新入生歓迎会、ボーリング大会 etc...