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ステンレス鋼における高速切削条件下での表面創成
ステンレス鋼は元々削りにくい金属ですが,現在様々な用途があり生産コストを低減することが望まれています.本研究は、超高速で切削し、後に適切な仕上げを施すことで加工に必要な総時間の短縮を実現させることが目的です.具体的には,超高速切削をした時に材料表面がどのように変質するのか,きれいな表面を作り込むには,どうしたら良いかを考えることです.昨年度は一回の仕上げ加工で望むべき材料表面が得られましたが,材料表面がどのように変質するのか規則性が得られませんでした.そこで,新たな評価方法として切削時の温度を測ることにより,規則性を解明します.
(写真:マシニングセンタ)
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